モリナガデジタルミュージアム|森永製菓株式会社/002

コツコツ選んだWebサイト100選

https://www.morinaga.co.jp/museum/

title;モリナガデジタルミュージアム | 森永製菓株式会社

description:森永製菓の歴代商品、宣伝活動、エピソードをご紹介。明治時代から現代に至るまで各時代の解説とともにご覧ください。昭和30年代森永レトロトリップやグラフィック展などの企画展も開催しています。

森永製菓の歴史がわかるミュージアム(博物館)のホームページです。
topページのアニメーションが良いです。
白地にオレンジ系濃淡が基調色です。
1899年創業、とのことで長い歴史をどのようにまとめているのでしょうか。

①topページ

  • ヒーローヘッダー
  • リンクはなし、下にメニューボタン有。

〇や△や前方後円墳?のような幾何学模様が左右や上下にゆっくりと動き真ん中部分は大きな半円が回転しています。
△が二つ左右にくっついている形は森永の森?
二つの丸が上下にくっついたり離れたりしながらフェードアウトしていきますが、上の丸に短い棒が刺さっているのは何かお菓子のイメージ?

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②メニュー
Menuボタンをクリックすると下に下がってメニューが表示されます。
左に創立120周年バナーと創業者森永太一郎さんの画像。
右のカテゴリはモリナガデジタルミュージアムとは/創業者 森永太一郎/森永製菓のあゆみの3つで、トップページはここまで。
メニューのリンクで上から順に見ていきます。

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③モリナガデジタルミュージアムとは
About
コンテンツ紹介のページです。
創業者 森永太一郎/森永製菓のあゆみ(ダイジェスト版)/森永製菓の歴史年表/宣伝広告/森永エピソードの5つが、カラー別の表になっています。
歴史年表の時代別バージョンは明治から!長いのかな…
商品別年表は商品のパッケージ変更の変遷なんかもわかると面白そうです。
企業サイト、商品情報サイトへのリンクが表の下にあります。
上から順に見ていきます。

④創業者 森永太一郎
Founder
<上部分>
左側の写真ですが、エプロンの裾がそよいでいて、ズームインズームアウトで今にも動き出しそうな写真です。右側の経歴を見ると陶器問屋の家に生まれ陶器商になったが、24歳の時にサンフランシスコにわたって11年修行されたそうです。
「栄養のあるおいしいお菓子を日本の子供たちに食べてもらいたい」「世界の人々の豊かで安全な食生活の実現と健康の増進に貢献できる企業になる」とのこと。感謝しかありません。

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<下部分>
短編動画森永太一郎物語
13分13秒。
アメリカに行ったのは、日本の陶器を売るためだったのだそうです。日本で最初に製造したのはマシュマロ、だそうで昔の日本人にはハードルが高いような気がします。商売は誠実さが大事、がモットーの方で、関東大震災の被災者への無料支援などやはり感謝しかありません。
上のナビから[森永製菓のあゆみ]へ行きます。

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⑤森永製菓のあゆみ
1.ヒーローヘッダーで2分割
左側はオレンジ色の背景画像と自転車の画像と、マウスが下がるアニメーションでScrollと表示されています。次の動きがわかりやすい。since1899の文字表示。
右側はモノクロ画像で、いつ頃かはよくわかりませんが、昔の日本の画像が使われています。
「歴史年表はこちら」のボタンがあるので、このページはダイジェスト版のようです。

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2.少しスクロールすると下記画像が左はスライド、右側モノクロ部分はモノクロ写真に切り替わりました。
「日本の西洋菓子の夜明け」

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3.スクロールで年表がめくれるアニメーションがスライドで入ってきて、1899年。2坪って2.57m×2.57mしかないのですね。右側の荷車は、これでお菓子を売り歩いていたのでしょうか。
「わずか2坪の工場から始まりました」

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4.お菓子のパッケージデザインがレトロで素敵です。
動画でも紹介されていましたが、関東大震災翌日から救援物資を無料提供していたとのこと。

5.飛行機セールって何でしょう?

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→九州から北海道に至る主要都市を空から訪問する全日本縦断飛行を縦軸とし、「森永ミルクキャラメル30銭分お買い上げごとに紙製飛行機模型一組進呈」を横軸とした消費者キャンペーンだった。日本電報通信社(現・電通)から借り上げて森永号と名付けた飛行機の訪問飛行距離は、1万2000キロメートルに及んだ。(中略)期間中に合計300万個の模型が提供された。森永号は訪問都市上空から、五色のビラやキャラメル引換券、小さな宣伝用パラシュートなどを投下して盛り上げた。

 

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電通がすでにあったことも驚きですが、飛行機が空からビラやキャラメル引換券を投下、って今想像してもワクワクします!

 

6.後半はおなじみのお菓子です。パッケージは商品画像と原色使いではっきりしているけど、昔のデザインの方が好きかも…

 

7.歴史の長さを伝えつつも、これからも新しくあるというような企業の意志を感じさせるコピーとデザイン。

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⑥歴史年表
スクロールしていくと右からスライドで商品が入ってきます。商品が全て見たい場合はこちらから見るのがよいですね。[詳しく見る]ボタンがある商品には、商品詳細にリンクし、販売中で商品ブランドページがある商品はそのページにもリンクしています。
時代別、商品別でも表示できるようになっています。

⑦宣伝広告
マウスホバーで色が変わり画像サイズが大きくなります。
おもちゃのカンヅメってまだあるんですね!
明治から平成まで。

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⑧森永エピソード
マウスホバーで色が変わり矢印が右に動きます。

Episord9/広告の中の森永 より
・広告の役割というのは基本的にまず信用してもらうこと
・広告が優れている会社に共通していることは
「創業者が持っている精神的エネルギーの強さ」

ページ内バナーより森永エンゼルカレッジにリンク。
上記は天野祐吉さんの講演より。広告の名門は、森永、サントリー、資生堂なのだそうです。
こちらも確認してみたいと思います。

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まとめ:

動きが多くて見ていて楽しい!新しさと昔の写真をうまく融合させています。基調色はミルクキャラメルのパッケージの色でした。
このお菓子も森永だったんだ!という発見や、写真や記事から戦前戦後の知らない日本や、創業者の人となりや企業理念も知ることもできました。
長い歴史がある企業ですが、わかりやすくまとめられていて興味深かったです。

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